2014年8月31日日曜日

紀伊半島一周完結編② 山深い「香肌峡温泉いいたかの湯」で命の洗濯。高見峠を越えて奈良県宇陀の古い街並みを散策

昨日のツーリングで志摩半島を無事一周し、紀伊半島一周の旅は4回目にして完結しました。
今日は国道166号、通称和歌山街道三重・奈良県境を越えます。

鳥羽の宿を出て、伊勢二見鳥羽ラインへ。


伊勢自動車道勢和多気JCTから勢和多気ICで下りて国道368号線へ。


山間の美しい景色の中を快走します。


櫛田川の清流。


うどんが名物だという道の駅茶倉で朝うどんを食べようと9時の開店と同時に立ち寄ったのですが、食事は11時からと言われてガッカリ。




しかし思わぬ収穫がありました。
近くに棚田があることがわかったのです。

道の駅茶倉から10分ほど走った山の上。


日本の棚田百選にも選ばれている深野の棚田


日本の美しい原風景に心が癒されます。


再び西を目指します。
碧い櫛田川を横目に見ながら国道166号を走ります。


道の駅飯高駅
かなり大型の施設です。


日帰り天然温泉が併設されています。
ひと風呂浴びてからランチを食べようという、ゆったり企画。



滑らかで肌触りの良い優しいお湯。


露天風呂で雄大な自然を眺めながら命の洗濯。


変わり風呂もたくさんあって楽しめます。


たっぷり2時間近く温泉を楽しみました。
ランチは同じ建物にあるレストランいいたか


豊富なメニューはいずれも美味しそうで、かなり悩みましたが地元のそば粉を使った二八そばざるそばと、松坂牛丼にしました。


ガッツリと贅沢に。




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再び国道166号線を西へ。
住所は三重県松坂市ですが、かなりの郡部です。


稲も色ずいて秋を感じさせます。


櫛田川の上流の水はますます澄み、大きな岩も現れる渓谷美。


次第に高度が上がって来ました。


このルートのハイライトである高見峠ループ橋が見えて来ました。


急峻な高見峠を一気に超えるためのループ橋。
スリリングなカーブの連続です。


国道166号線伊勢街道榛原街道と名前を変えていきます。
佐倉峠奈良県道219号線へとショートカットルートを取り、宇陀を目指します。


道の駅宇陀路大宇陀
この道の駅の国道166号線を挟んだ東側が宇陀の古い街並みがある地域。




宇陀市大宇陀地区は、飛鳥時代から「阿騎野」と呼ばれる宮廷の狩り場でした。
古い街並みの残る松山地区は戦国時代に「宇陀三将」と称された秋山氏の本拠地、秋山城の城下町として始まりました。



松山西口関門
福島総部頭孝治が宇陀松山城を居城としたころ建築され、往時をしのぶ唯一の建物として国の史跡に指定されています。
壁以外は全て黒く塗られているところから地元では、「黒門」とも呼ばれています。


ちょっとした歴史散歩を終えて、自宅へ帰ります。

南阪奈道路~阪神高速松原線~環状線といつもの走りなれた道。


今日は比較的早く帰って来ました。
本日の走行距離は185.7キロ。
楽しい志摩半島一周ツーリングでした。


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