2013年12月1日日曜日

最後の紅葉を求めて保津峡、嵐山へ。足を伸ばして比叡山ドライブウェイで延暦寺参拝

今年は夏が長かったせいで秋を感じないまま冬がやってきました。
紅葉を見に行くタイミングを逸してしまいましたが、それでもひと目紅葉を見て秋を感じようと京都にハンドルを向けました。

阪神高速名神高速京都縦貫自動車道経由で大原野ICへ。
京都縦貫自動車道が開通したお陰で、洛西嵯峨野へのアプローチが格段に便利になりました。
色づいた洛西の山に向けて道は延びています。



人混みでごった返す渡月橋を渡り、最初に向かったのはトロッコ保津峡駅
保津峡沿いの美しい紅葉を見ようと、嵐山の北、清滝口から京都府道50号線へ入ります。
対向も難しい狭く険しい道。
急勾配でヘアピンが続くので、オフローダーには嬉しいルート。
六丁峠を越えると、左手に美しい保津峡が見えます。
紅葉狩りのハイカ―も多いので安全運転で。



トロッコ保津峡駅に着きました。


駅はの向こう側。
木製の吊り橋を渡ってしか行く事が出来ません。


ところが通行止め。
崩落の危険があるのでしょうか。
昔はもちろん渡れたのですが。


保津川下りの船が見えました。


せっかくなのでトロッコ列車が来るまで少し待ちました。
かつてはここが山陰本線



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再び来た道を戻ります。
右手には保津川の紅葉と渓谷美。


少し遅かったのかもしれませんが、秋を感じる事が出来ました。


六丁峠で愛車の記念撮影。


嵯峨野に戻って、バイクを止めて竹林の小径を歩きます。
写真では幽玄に見えますが、目線を下せば人、また人。


そのまま天竜寺の北門へ。
学生時代、天竜寺が大好きだった田舎の祖母を何度も連れて来た事があるので、京都のお寺では比較的知った場所。
いつも人のいない北門も拝観料を払う人で行列が出来ています。





天竜寺曹源池から望む嵐山




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天竜寺を出て、桂川から嵐山を眺めてみましたが、彩りは例年よりも鮮やかさに欠ける気がします。
タイミングの問題と言うよりも、夏が暑く長すぎたのが色付きに影響を与えているように感じました。


集中豪雨で大変な被害を受けた渡月橋一帯ですが、ほぼ復旧して川遊びの船も賑わっていました。


今日の狙いは宝厳院
期間限定の特別公開中ですが、なんと20分待ち。





苔も美しい。


落ち葉を見ると去りゆく秋を感じます。





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嵐山界隈はどこもすごい人出。
ランチを食べるのもままならない状況です。
この人混みを逃れて静かな所へと、比叡山延暦寺に行く事にしました。

その前に腹ごしらえ。
比叡山の麓、元田中の人気中華料理華祥麻婆丼ランチ
程よい辛さが心地よいです。




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華祥のある交差点から京都府道30号線、通称志賀越道(しがごえみち)へ。


比叡山ドライブウェイの入口です。


眺望の良い快適なルート。



途中の夢見が丘展望台では、京都府側も滋賀県側も一望する事ができます。




そこから尾根伝いにもうしばらく走ると延暦寺



日本の歴史に大きな影響を与えた有名な寺は、今は世界文化遺産



大講堂には貴重な仏像が多数。
やはり京都と違って静か。


鐘楼で鐘を突きました。


国宝の根本中堂へ回ります。



ちょうどお坊さんが説教をしていました。
ようやくそんな話も自然に受け入れられる年になったようです。



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帰りは比叡山頂に寄ってみました。


秋の日は釣瓶落とし。


次第に暮れゆく夕陽をしばし眺めます。


琵琶湖側も赤くなってきました。


比叡山ドライブウェイを下りて滋賀県道30号線へ。
こちらは山中越(やまなかごえ)と言われています。
そのまま国道161号線西大津バイパスへ。


途中で道を間違えて名神高速に入ってしまいました。
本当なら阪神高速山科ICから入れば良かったのですが、国道1号線の渋滞にはまってしまいました。
久御山南ICから第2京阪道路へ。


第2京阪門真ICで下りて、鶴見にあるショップオートパレスヤマトに立ち寄ってから帰宅。


大阪市内でにわか雨に降られてしまいました。


なんとか最後の紅葉を見る事が出来た、楽しい日帰りツーリングでした。

本日の走行距離:172.2Km

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2013年10月27日日曜日

秋を訪ねて奈良三重県境へ日帰りツーリング。長谷寺~曽爾高原~香落渓

高野山の宿坊に一泊して、高野龍神曽爾高原をめぐるツーリングを企画していたのですが、季節外れの大型台風の襲来で宿をキャンセルして日帰りツーリングに変更しました。

朝8時に家を出て南阪奈道路を走り、最初の目的地、名刹長谷寺へ。




奈良時代の創建と言われています。


399段の登廊(のぼりろう)を上り本堂へと向かいます。


登廊(中廊)にある牛の目です。
「踏んではならない石」と言われています。
これは、登廊の石段建設の時に、牛に重たい石を引っ張らせて運搬したので牛に感謝すると共に供養の意味を表していると言われています。


このあたりにありますから探してみて下さい。


西国三十三ヵ所霊場の第八番札所。


国宝の本堂。


重要文化財の木造十一面観音立像が祀られています。


本堂の舞台から登って来た道を見下ろします。
紅葉にはまだ少し早かったようです。



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長谷寺を後にし、曽爾高原へ向けて走り出します。
のどかな山村の棚田。

国道369号線を東へ。


ユニークな形をした山が二つ見えて来ました。
お椀を伏せたような兜岳と急峻な鎧岳


  
県道81号線から曽爾高原(そにこうげん)へと上る狭い道へ。


高原手前の駐車場に止めて少し歩くと急に目の前が開けます。
目の前の湿地はお亀池


一面すすきの原。




少し登ってみる事にしました。


雄大な眺め。





すすきが風に吹かれてサワサワとなびいています。





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少し下山した所に今日のお目当ての一つ、曽爾高原温泉お亀の湯があります。




広々とした露天風呂。
ヌルっとした泉質で美肌効果や保湿効果が高そうです。

公式HPから

源泉かけ流しの浴槽があります。
季節柄ぬるめのお湯は長く浸かる事が出来、五十肩で痛む肩の湯治になりました。

公式HPから
一帯は観光施設が集まっていて、曽爾高原ファームガーデンでは豚汁を販売していました。



雄大な風景を眺めながら、具沢山の豚汁をいただきます。
今日は天理で遅い昼ごはんを食べるつもりなので、それまではこの豚汁でお腹を持たせます。


駐車場はバイクがいっぱい。
ツーリングのメッカとなっているようです。





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曽爾高原を後に、これからしばらくは渓谷美を楽しむワインディングコース。


県道81号線曽爾村から名張市へ。


青蓮寺川沿いに広がる香落渓(こおちだに)






火山の噴火によって堆積した安山岩が長年浸食されて出来た奇岩が連続します。




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水の流れが緩やかになってきました。


青蓮寺湖


ダム湖です。



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国道165号線から国道25号線名阪国道へ。
高峰山桜峠から天理市街まで一気に高度を下げる急坂急カーブが連続する名所。



遅いランチは天理大生御用達、大盛大衆食堂のさかえ食堂


天理のご当地B級グルメ、スタミナラーメンのチャーシューのせ
これで530円とは破格!


白菜ニラ豚肉をキムチ味で炒めたものが醤油味のラーメンにのっています。
身体が芯から温まりました。


秋の日は釣瓶落とし。
帰路は高速で。


ほぼ渋滞もなく帰る事ができました。



本日の走行距離は208.3Km。
距離の割には中身の濃いツーリングとなりました。



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