2014年3月23日日曜日

暖かい陽気につられて奈良県「月ヶ瀬梅渓」へ。帰りは久しぶりの国道308号線「暗峠」越えで大阪の夕景を

三連休の最終日。
もっそり起きたらポカポカと暖かい陽気。
昨日大阪モーターサイクルショー2014を見に行った帰りに住之江2りんかんで洗車とチェーンの洗浄給油も済ませたので愛車のコンディションは上々。
ちょっと走りに行こうと急に思い立ちました。

去年せっかく行ったのに早すぎてまだ蕾だった奈良県月ヶ瀬梅渓に行ってみようと観光協会に電話すると「ちょうど満開で見頃です」というので、そそくさと支度をしてバイクに跨りました。
時計は既に13時。
月ヶ瀬梅渓までは西名阪~名阪国道で1時間半。


国道25号線(名阪国道)天理東IC~福住ICの急坂急カーブ。
一気に高度を上げていきます。


名阪国道小倉ICから月ヶ瀬渓谷へ向かう広域農道沿いに梅林が現れました。
名張川沿いの奈良県道4号線に入ると月ヶ瀬渓谷はもうすぐです。



名張川にかかる八幡橋


去年見ることが出来なかった美しい梅林。


橋の対岸に梅林があります。
去年は気が付きませんでした。


渡ってみましょう。


川沿いに散策路になっています。


水仙が咲いていました。


今渡って来た橋の向こうも山が色付いています。


再びバイクに跨り、月ヶ瀬梅林の中心部へ向かいます。
川沿いの急坂を一気に上ります。


振りかえると、さっき渡った八幡橋があんなに小さく見えます。


山の上にある真福寺
月ヶ瀬梅林発祥の地と言われています。


真福寺から谷に向かって下ると、そこは一面の梅林。
この一帯が月ヶ瀬梅林の見どころになっています。


名所、一目八景


対岸の山々まで全山色付いています。
見事な眺めに感動。


月ヶ瀬梅渓の全てが手に取るように一望できます。
去年と全然違いました。
思い切って来て良かった。


茶店が軒を連ねています。


おみやげに梅干を買いました。




月ヶ瀬梅渓を後にし、 奈良県道82号線から対岸の奈良県道4号線に入って名張川沿いに走ります。




名阪国道と平行して走る国道25号線の旧道。
実はバイクにとってはこちらの方が走り応えのある道です。


帰りはちょうど夕方になるので、久し振りに「酷道」と呼ばれる国道308号線暗峠(くらがりとうげ)から大阪に下りて、美しい夕景を見ようと思いました。
西名阪法隆寺ICで下りて龍田川沿いに国道168号線を北上しますが、奈良県道194号線との三差路が大渋滞。
通り抜けるのに30分以上かかりました。

ようやく渋滞を抜けていよいよ暗峠へ。
奈良県生駒市側の住宅街を抜ける一本の細い道を一気に駆け上がります。


ここが暗峠


生駒山系奈良から大阪に一直線に越える古い街道ですが、そのままの形で残っています。
生駒越えは他に国道有料道路が何本も整備され、この道はその開発から取り残されたのです。


風情のある石畳は峠の一部のみ。




ここから大阪に向かって下りて行きます。
これが国道とは思えない離合もできない狭い道。
「酷道」というあだ名は全国のこのような国道に皮肉と愛情とともにファンに名付けられていますが、ここの「酷道度」はかなりのもの。
平均斜度は20%最大斜度は37%と、自動車通行可能な国道としては日本一の急勾配になっています。
峠から大阪へ下る時は、転げ落ちるような感覚になり、バイクだと実にスリリング。
エンジンブレーキをかけっぱなしです。


途中で夕景をパチリ。
眼下に大阪市街が広がります。


阪神高速13号東大阪線水走ICから乗って森之宮ICで下り、法円坂から天満橋を抜けて自宅へ。


急に思い立って出かけましたが、春の訪れを実感する楽しいツーリングとなりました。


本日の走行距離:165.5Km

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