2013年1月5日土曜日

南紀ツーリング②紀伊田辺~串本 本州最南端の潮岬を訪ねて

二日目の今日は国道42号線を回って熊野を目指す予定でした。
しかし朝の天気予報でも「紀伊半島南部は今夜から平野部で3センチ、山間部で10センチの積雪」と言っています。
熊野本宮川湯温泉に宿を予約してあったのですが、行ったはいいけれども帰ってこれないことになりそうです。
やむなく宿に電話して予約をキャンセル。
しかしせっかく紀伊田辺まで来たので、本州最南端の串本町には行ってみようと出発しました。

最初の見どころは南紀白浜の奇岩、千畳敷


たぶん小学校低学年以来。
おぼろげな記憶が蘇ります。


絶壁が太平洋へと落ち込む三段壁


日本にも絶景があります。



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再び国道42号線を海沿いにひたすら南下します。


雪が降るとは思えないいい天気。


何となくトロピカルな感じになってきました。


素晴らしい景色を眺めながら快適なワインディング。
交通量も少なくストレスもありません。


本州最南端にある串本駅


まるで紀伊大島に向けて岩がかかっているように見える橋杭岩


いよいよ本州最南端を目指します。


まずは紀伊大島へ。
平成11年に開通したくしもと大橋
これによって本土と島が結ばれたのです。



まず向かったのは島の東端にある樫野崎
ここは明治23年にトルコ軍艦が遭難し多くの乗組員が遭難、その魂を慰霊する碑が建てられていて日本とトルコの友好の場所として知られています。

トルコ記念館


トルコ軍艦遭難慰霊碑


この沖で座礁したのでしょうか。
合掌。


樫野埼灯台


灯台からの眺めをパノラマで。



樫野崎を後にして少し西に戻ります。

名勝海金剛

朝鮮半島の名勝金剛山からその名をとった、鋭く切り立った岩礁に荒波が砕け散る迫力満点の景勝地。
ピラミッド形や獅子頭のような巨岩が海面から突き出す様子には身がすくむほどの迫力と近寄りがたい神秘が感じられます。
南紀特有の美しい風景。




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紀伊大島から再びくしもと大橋を渡って紀伊半島へ戻ります。
海沿いに走って目指すは本州最南端、潮岬



到着です。
本州最南端の立て札。


この碑の先が潮岬


地球が丸く見えます。


これもパノラマで。



有名な潮岬灯台



狭い螺旋階段を登っていきます。


灯台から見渡す雄大な太平洋。


黒潮が見えるようです。




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ランチは串本駅そばの料理 萬口


串本名物かつを茶漬



遅い昼食を食べ終わって店を出ると曇っていました。
やはり雪が降るという天気予報は当たっているのでしょうか。



再び国道42号線を走ります。
今度は南から北へ向かって。


時々現れる美しい入江につい目を奪われてバイクを止めてパチリ。




南紀白浜あたりで少し渋滞しましたが、阪和自動車道はスムーズに流れました。
紀の川SAで給油休憩したら和歌山ラーメンがありましたので、迷わず注文。
日没で冷えた身体に嬉しいぬくもり。


すっかり運転にも慣れ、自分の身体とCRF250Lが一体となった気がします。
阪神高速を経由して自宅へ。
本日の走行距離は342.2キロ。
昨日の293.8キロと合わせ2日で636キロ。



高速あり、山岳ルートあり、田舎道あり、海岸沿いのワインディングあり、と盛り沢山で贅沢なツーリングも無事終了。
また春になったらリベンジで和歌山の山岳ルートを攻めてみたいと思います。



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