2015年4月29日水曜日

オートパレスヤマトで錆びついたチェーンにグリスを塗ってもらい、南海部品本店でヘルメットのメンテナンス

先日の丹後半島一周ツーリングで、ナポレオンのミラーがグラグラして高速走行だとすぐに風圧で倒れてしまうようになりました。
購入した鶴見のオートパレスヤマトに相談すると、使っているうちに根元の可動部が次第に緩んでくるそうで、しっかりと締め直してくれました。
チェーンのサビも気になっていたのですが、サービスでグリスを塗ってくれたので、ひと安心です。



その後、南海部品本店へ。
保証付きなのに一度もやってもらっていなかったヘルメットのメンテナンス。
購入以来初めてのメンテをお願いしました。
頭頂部のクッションが少しヘタっていたとかで無料交換。
しかも、自分で付けた「聞くだけブルートゥースの装着場所を耳に近いパットの内側に変えてくれたので、俄然聞き取りやすくなりました。
今まで音が小さいな、と思っていたのですが、なんのことはない、付ける場所の問題。
私は説明書通りに付けたので、この付け方はショップならではのノウハウということになるのでしょう。


今日は無料で随分とお得なメンテナンス・デーとなりました。

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2015年4月26日日曜日

一泊二日の城崎温泉~丹後半島一周ツーリング【2日目】 険しくも美しい丹後半島を回り、静かな伊根の舟屋へ。ランチは宮津「富田屋」で刺身定食

今日も朝からいい天気です。
城崎温泉の外湯めぐりは、あと一湯で全クリ。
宿から一番近い7時開湯の地蔵湯へ。



開湯一番乗りの「一番札」が欲しかったので早起きしてきたのですが、上には上がいるようです。
6時半で既に10人ほど並んでいました。


家内安全・水子供養、衆生救いの湯。
江戸時代、村民多数の入浴が見られ里人の外湯として親しまれていました。
この湯の泉源から地蔵尊が出たのでこの名があり、此来庭内に地蔵尊をまつっています。
外観は和風灯篭、六角形の広い窓は玄武洞をイメージしていて、モダンな建物です。


残念ながら「一番札」は貰えませんでしたが、開湯と同時の一番風呂は実に気持ち良かったです。


まだ食事まで時間があります。
もう一湯行きましょう。
その前に、飲泉場で朝の一杯。


二度目になる一の湯です。


江戸中期温泉医学の創始者後藤艮山の高弟香川修徳がその著「薬選」の中で当時新湯といったこの湯を、天下一と推賞したことから名づけられました。


横の小庭の「海内第一泉」の碑は近代温泉学の権威、藤浪博士の書。


朝から二湯。
贅沢極まりない命の洗濯。
湯を出る時には下足番の方が私の浴衣を見て一瞬で宿を見分け、さっと宿の下駄を出してくれます。
こんなサービスが味わえるのも、外湯めぐりの楽しみです。


宿に戻ると、程なく昨夜の仲居さんが現れ、部屋食の支度をして下さいました。


「今日は晴れてますから、日本海がきれいですよ。暑くなりそうですけど、浜風が気持ちいいと思います。気を付けて走ってらしてくださいね」
と仲居さん。
楽しいツーリングになりそうです。



関連ランキング:旅館 | 城崎温泉駅

素晴らしい天気になりました。
城崎温泉の宿を出て、丹後半島一周のツーリングです。
山越えのショートカット。
兵庫県道9号線から京都府道11号線へと名前を変える三原峠


峠を越えて一気に下ると、そこは美しい久美浜湾


東京の人にはピンと来ないかもしれませんが、ここは京都府。
日本海に面しているのです。


古刹の如意寺


静かで美しい湾。


更に東に走ると、名勝夕日ヶ浦



断崖沿いの険しいワインディングを走ると、荒々しくも美しい日本海の自然と出会えます。


再び平地に戻ると、そこは八丁浜
網野町にある美しい砂浜です。



近畿最北端の経ヶ岬を目指します。
途中の名所、屏風岩


急峻な山と海が交差する素晴らしい海岸線。


丹後松島が見えます。


経ヶ岬(きょうがみさき)に着きました。


はるか崖下の美しい海。


二年ぶりの近畿最北端。
天気もよく、海の色も鮮やかです。



ここから国道178号線は丹後半島沿いに南へ向かいます。


ビュースポットの蒲入(かまにゅう)


海が澄んでいるので、岩礁まではっきりと見えます。


舟屋で有名な伊根に来ました。



前回は海上タクシーで湾内を観光しました。
懐かしい思い出。


舟屋が並ぶ古い町並みを走っていると、古い造り酒屋を見つけました。
思わず停車します。


歴史を感じる立派な酒蔵です。


向井酒造
京の春という銘柄がメインのようです。


暖簾をくぐって中に入ると、いかにも古い造り酒屋の直売所らしい雰囲気にテンションも上がります。


どれにしようか品定め。
試飲したいところですが、バイクですからそうもいきません。


結局、メインの銘柄京の春にしました。
四合瓶で。


レジでお会計をしていると、あるものが目に止まりました。
竹中罐詰丹後オイルサーディンです。
宮津のメーカーですが、オイルサーディンでは日本一旨いとの誉れも高い商品。
通販で取り寄せるとかなり高くなりますが、地元ではスーパーで普通に売っている商品。
ここではひと缶500円でゲット。
ししゃも油づけも買いました。
酒のアテもバッチリ確保。


「表が舟屋になっていますから、是非ご覧になっていって下さい」
という店員さんの勧めで、表の酒蔵へ。
確かに舟屋です。


テーブルと椅子がありました。
ここで飲めたら最高です。


無造作に転がっている乾燥した尾鰭。
何の魚でしょうか。




関連ランキング:その他 | 伊根町その他

近所では軒先でへしこを作っている家がありました。


遊覧船の乗客に手を振って、伊根とお別れ。


天の橋立まで南下してきました。



ランチを食べる予定の宮津まではもう一息。
お腹が空きました。

丹後半島を一周して宮津駅前に着きました。
既に14時半近く。
腹ペコです。


駅の真正面にあるこの古い立派な建物が、本日のランチを頂くお店。
右手側は旅館になっています。


左手側は食堂の厨房。
駅前の一等地、角に面した部分が食堂です。


富田屋と書いて「とんだや」と読みます。


夜は大衆居酒屋となるのでしょう。
バイクで来たので飲めないのが残念です。


入口で名前を書いて待ちます。
呼ばれて中に入ると、この状態。
日曜の昼から宮津市民老若男女が集って昼酒を飲んでいます。
素晴らしい店、素晴らしい町。


定食もありますが、ホワイトボードに書かれた一品の品数の豊富さには驚きます。
この中から見繕ってビールが飲めたら、どれほど幸せなことでしょう。
残念を通り越して、無念でなりません。


メニューの裏にこんなことが書いてありました。
「先ず一杯。汽車待ち二杯、味で三杯」
字余りですが、素晴らしいキャッチコピーです。


休日のせいか、昼酒のお客さんが多く、一品の追加注文が乱れ飛び厨房もホール係りも大混乱の様子。
「今日は混んでるんで、ちょっとお待ちいただきますね」
と言われた私の刺身定食は、それでも10分ほどで出てきました。


美味しそうな盛り合わせです。
 

あっという間に平らげました。
刺身が多すぎて、後半はご飯が足りなくなるという嬉しい悲鳴です。


フェイスブックを見た友人から
「伊根にいるんですか?だったら宮津のいわし寿司をおみやげに買って帰ってください」
という情報がもたらされました。



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早速ググってそのお店を確認しました。
駅前からバイクで5分とかかりません。

すし小銭
なんとも不思議な店名ですが、看板にはいわし寿司が全面に打ち出されています。
「当店のオリジナル食品」
「健康食品」
「ひと味ちがう寿司」
とB級グルメ好きの私を刺激する、突っ込みどころ満載の文字。


いわし寿司は870円。


いわし寿司をお願いすると、早速握ってくれました。


 思わぬ収穫です。




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家に帰って本日の戦利品を並べます。


宮津竹中罐詰丹後オイルサーディンししゃも油づけも。


早速包みを開けます。


バイクのトップケースに入れて帰ってきたので、中でずれてしまっているのはご愛嬌。


蓋をあけて、撮影用に整えます。


新鮮ないわしにたっぷりの生姜と葱がのっています。
お醤油を垂らして。
確かにこれは旨い。
さっぱりしていていくつでもいけそうです。



伊根で買った向井酒造京の春も冷やして。
ネット時代ならではの、リアルタイム情報で素晴らしいお土産をゲットし、一泊二日のツーリングを締めくくるのに相応しい晩ご飯となりました。


城崎温泉の外湯めぐりは七湯全てクリア。
スタンプを集めたので記念品のネーム入りおしゃもじを貰いました。




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