ずっと探していたのですが、先日とあるブログでGIVIの中型スクリーンA601を装着しているのを見つけました。
ヘッドライト回りの収まりも良いので、早速私も取り付けることにしました。
先週、購入ショップのオートパレスヤマトに商品の取り寄せからお願いし、今年最後の祝日の今日、装着に来ました。
難なく付くと思っていたスクリーンですが、スタッフ総出で議論をしています。
私のバイクにはアチェルビスのハンドガードが付いているのですが、そこ位しかアタッチメントを付ける場所が無いというのです。
他にもETCやらGoProやらフォグランプやらスマホステーなどが、ただでさえ余裕がないCRF250Lのハンドル回りにゴチャゴチャと付いているのです。
しかし、そこはさすがプロ。
取説通りではないですが、アタッチメントの付ける向きや角度を工夫し、工具も駆使しして何とか装着を試みます。
パズルのように僅かな隙間を利用して何度もトライ。
ようやく位置決めも決まり、無事装着。
付いてしまえばそんな苦労などわかりませんが、何と二人がかりで1時間以上かかりました。
併せて、ナポレオンのラジカルミラーに変更。
コンパクトで可倒式。
すり抜けも純正の大型タイプより楽です。
GoProも元通り付きました。
ただしスクリーンが映り込んでしまうので、後で調整が必要です。
スクリーンの左右のアタッチメントは、ハンドル取付部のすぐ外側に。
このハンドガードが無ければ簡単だったのですが。
でも、これも重宝している必需品。
外す訳にはいきませんでした。
苦労の跡が伺える装着方法です。
コックピット回りも格好良くなりました。
早速走ってみます。
今日はバイクの走り納め。
ウインドスクリーンの効果を確かめるため、高速で有馬温泉へ。
今まであんなに高速の向かい風がきつかったのが嘘のようです。
秋の九州一周ツーリングの前に付ければ良かったと後悔。
市内から一時間もかからない便利さは、かつて大阪の奥座敷と言われたほど遠いイメージではありません。私自身も、あまりにあっけなく着いたので、ちょっと拍子抜け。
有馬温泉観光協会で地図を貰い、散策。
銀の湯と金の湯のハシゴを楽しもうと思っていたのですが、来年の夏まで銀の湯は改修工事のため休業だと知り、残念でした。
傾斜の強い坂道沿いに商店が並びます。
昔ながらの風情が残る温泉街。
地図を見ながら泉源巡り。
御所泉源。
妬泉源。
ランチは人気そば屋、有馬むら玄です。
趣のある建物。
20分ほど待って店内へ。
奮発して玉子焼と鴨南蛮そばにしました。
むら玄の鴨南蛮そばで温まった私は泉源巡りを続けます。
店を出て細い急な坂道を登り切った所が広場になっています。
炭酸泉源公園です。
炭酸泉源。
その名の通り、飲むとシュワシュワッとした炭酸独特の味がするのが特徴です。
私もせっかくなので飲んでみました。
確かにソーダのように口の中で弾ける感じ。
広々とした店内。
カフェのようにお茶飲めるスペースもあります。
正面のガラス張りの部屋では、炭酸煎餅を作っています。
随分と手間のかかる作業。昔ながらの仕掛けの機械も興味深く、つい見入ってしまいました。
私は職場へのお土産用に缶入り、自宅用に袋入りを買いました。
坂を下りて左に折れると銀の湯です。
残念ながら来年の夏まで改修工事で休業中。
その先には、極楽泉源。
太閤の湯殿館裏にある泉源で、かつてはこの泉源から秀吉の湯殿(現在の太閤の湯殿館)へ金泉を送っていたと言われています。
その極楽泉源に隣接して建つ極楽寺と太閤の湯殿館。
太閤の正室、北の政所(ねね)の別邸跡と伝えられる念仏寺。
薬師如来の導きで有馬温泉を訪れた僧行基が神亀元年(724)に建立した温泉寺。
坂を下って金の湯へ。
有馬の名物湯・金泉が楽しめる外湯で、古来から由緒ある元湯として歴史を刻んできた名湯です。
古くから当地にあった公衆浴場「有馬温泉会館」を改築し、2002年に開館しました。
今年最後の命の洗濯を楽しむことにします。
混雑を知らせる立て看板。
ここはいつも大変混んでいるそうです。
最近はアジアからの観光客も多いとか。
浴用の温泉は有明泉源から引いている濃い金泉(きんせん)で、強塩泉のため鉄分が酸化して赤茶色に濁っています。
有馬温泉協会公式HPから |
確かに浴槽は混んでいました。
それでも何回か出たり入ったりしてしっかり温まりました。
お風呂から出て、着替えをしてもまだ汗が吹き出す位。
お風呂上りには、もちろん有馬サイダー。
炭酸泉源を思い出す一本です。
今年最後の命の洗濯を終え、駐車場に止めた新品のウインドスクリーンの付いた愛車に跨り、イグニッションをオンにしました。
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