熊野三山を巡る旅。
昨夜は勝浦のホテルに宿泊。
二日目は朝陽も眩しい好天。
6時に起きて源泉かけ流しの温泉に浸かり、身体を覚醒します。
素泊まりの宿ですので、ご主人に朝食スポットを取材。
日曜日だけやっている勝浦漁港の朝市を紹介されました。
初めて見るまぐろのセリは壮観。
漁港の朝市ではさんま寿司とまぐろの中落ちを朝食で食べました。
潮風が心地いい。
腹ごしらえが済んだ所で、早速那智へ向かいます。
石畳を下りて行きます。
見えて来ました。
すごい迫力です。
熊野三山巡りの総仕上げ。
最後の石段を登りきると、そこが熊野那智大社。
はるか眼下が熊野古道大門坂の登り口。
もちろん熊野三山ゆかりの八咫烏も。
日本サッカー協会のマークとして知られた縁起物でもあります。
巨大なおみくじ。
すぐお隣の青渡岸寺もお参り。
バイクを止めて、少し歩いてみることにしました。
ちょうど坂の登り口に平安装束を纏ったお嬢さんたちがいました。
近くの茶屋で衣装を借りて写真撮影ができるサービスがあるのです。
私もタイムスリップ気分を味わう事ができました。
憧れの熊野古道。
歴史を感じます。
観光客が少なかったおかげで、とても気持ちのいい時間を体験することができました。
ランチは新宮市内の東宝茶屋で。
お刺身定食を頂きましたが、とても美味しく、店主の新宮自慢話も聞けて楽しいランチとなりました。
美しい海岸を横に見ながら国道42号線を北上します。
大泊から内陸に入ると佐田坂を登って一気に高度を上げて行きます。
国道309号線へ。
東熊野街道を目指します。
気持ちのいい山岳ワインディング。
迫力のある素掘りのトンネルも連続します。
トンネルを抜けると渓谷が現れます。
美しい貯水池の水と山の緑のコントラスト。
この美しい景色はしばらく続きます。
実に気持ちいいツーリング。
奈良県に入りました。
貯水池沿いを快走します。
水と緑と青空の美しいコントラスト。
新伯母峯トンネルを抜けるとすぐ県道40号線の分岐が現れます。
ここから憧れの大台ケ原へ向けて登っていきます。
高度が上がって来ました。
大台ケ原まで10Km。
フラットではないのでまだまだ時間がかかります。
高度が上がって雲の中を走ります。
楽しい。
かなり見通しが悪くなって来ました。
雲を突き抜け、再び青空が見えて来ました。
既に1400mは超えています。
空が近くなって来ました。
紀伊半島の天井、といえる場所。
憧れの大台ケ原。
案の定、山頂は雲に覆われ視界はききません。
しょうがないから、自画撮りを。
下り始めると霧が出て来ました。
最初は面白がっていましたが、だんだん大変なことになってきました。
ほとんど見ることができません。
危ないので慎重に。
転落したらもう終わり。
雄大な山々が再び眼前に広がります。
国道169号線に戻ってすぐ大嶽トンネルが現れます。
巨大なループトンネルは日本でも珍しく、バイクで走るととても楽しい道。
一気に高度が下がり、川上村に下りてきました。
吉野まで来ました。
寄り道しすぎてすっかり遅くなって日が暮れて来ました。
大阪まではまだだいぶかかりそうです。
本日の走行距離は262.7キロ。
寄り道したせいで遅くなりました。
昨日と合わせると474.8キロ。
疲れましたが充実したツーリングでした。
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