2013年10月27日日曜日

秋を訪ねて奈良三重県境へ日帰りツーリング。長谷寺~曽爾高原~香落渓

高野山の宿坊に一泊して、高野龍神曽爾高原をめぐるツーリングを企画していたのですが、季節外れの大型台風の襲来で宿をキャンセルして日帰りツーリングに変更しました。

朝8時に家を出て南阪奈道路を走り、最初の目的地、名刹長谷寺へ。




奈良時代の創建と言われています。


399段の登廊(のぼりろう)を上り本堂へと向かいます。


登廊(中廊)にある牛の目です。
「踏んではならない石」と言われています。
これは、登廊の石段建設の時に、牛に重たい石を引っ張らせて運搬したので牛に感謝すると共に供養の意味を表していると言われています。


このあたりにありますから探してみて下さい。


西国三十三ヵ所霊場の第八番札所。


国宝の本堂。


重要文化財の木造十一面観音立像が祀られています。


本堂の舞台から登って来た道を見下ろします。
紅葉にはまだ少し早かったようです。



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長谷寺を後にし、曽爾高原へ向けて走り出します。
のどかな山村の棚田。

国道369号線を東へ。


ユニークな形をした山が二つ見えて来ました。
お椀を伏せたような兜岳と急峻な鎧岳


  
県道81号線から曽爾高原(そにこうげん)へと上る狭い道へ。


高原手前の駐車場に止めて少し歩くと急に目の前が開けます。
目の前の湿地はお亀池


一面すすきの原。




少し登ってみる事にしました。


雄大な眺め。





すすきが風に吹かれてサワサワとなびいています。





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少し下山した所に今日のお目当ての一つ、曽爾高原温泉お亀の湯があります。




広々とした露天風呂。
ヌルっとした泉質で美肌効果や保湿効果が高そうです。

公式HPから

源泉かけ流しの浴槽があります。
季節柄ぬるめのお湯は長く浸かる事が出来、五十肩で痛む肩の湯治になりました。

公式HPから
一帯は観光施設が集まっていて、曽爾高原ファームガーデンでは豚汁を販売していました。



雄大な風景を眺めながら、具沢山の豚汁をいただきます。
今日は天理で遅い昼ごはんを食べるつもりなので、それまではこの豚汁でお腹を持たせます。


駐車場はバイクがいっぱい。
ツーリングのメッカとなっているようです。





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曽爾高原を後に、これからしばらくは渓谷美を楽しむワインディングコース。


県道81号線曽爾村から名張市へ。


青蓮寺川沿いに広がる香落渓(こおちだに)






火山の噴火によって堆積した安山岩が長年浸食されて出来た奇岩が連続します。




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水の流れが緩やかになってきました。


青蓮寺湖


ダム湖です。



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国道165号線から国道25号線名阪国道へ。
高峰山桜峠から天理市街まで一気に高度を下げる急坂急カーブが連続する名所。



遅いランチは天理大生御用達、大盛大衆食堂のさかえ食堂


天理のご当地B級グルメ、スタミナラーメンのチャーシューのせ
これで530円とは破格!


白菜ニラ豚肉をキムチ味で炒めたものが醤油味のラーメンにのっています。
身体が芯から温まりました。


秋の日は釣瓶落とし。
帰路は高速で。


ほぼ渋滞もなく帰る事ができました。



本日の走行距離は208.3Km。
距離の割には中身の濃いツーリングとなりました。



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2013年10月14日月曜日

但馬〜丹後ツーリング② 雲海に浮かぶ「天空の城」竹田城跡でご来光。丹後半島の断崖絶壁ワインディングを堪能し、伊根の舟屋と天橋立も巡る贅沢な旅

昨日竹田城が交通規制で登れなかったので、今日はリベンジ。
雲海に浮かぶ竹田城跡でご来光を拝もうと朝4時に起床。
5時前には豊岡市のホテルを出ました。

円山川沿いに 国道312号線を南下します。
ウインドブレーカーを羽織ったので寒さは凌げるのですが、霧が半端無く視界が確保できません。
そもそもこの時期の寒暖差から円山川で発生する霧が竹田城跡の雲海の源な訳ですから当然といえば当然ですが、シールドは曇るし、先は見えないしで土手沿いの真っ暗な道はヒヤヒヤもの。



北近畿豊岡自動車道にのって和田山ICに向かいます。
高速もかなりの濃霧。


朝来市に近づくにつれて霧も深くなっていきます。
 

ちょうど和田山ICを下りた頃に夜明けが始まりました。



既に山の上の駐車場は満車で、車はすべて麓に止めさせられています。
しかし、バイクは通行可。
こんな時は実に便利です。



一番上の駐車場にバイクを止め、山道を登り始めます。
ここから約15分のプチ登山。


入城料300円を支払います。


日が一気に出てきて急に明るくなりました。
早く登らないと!


感動の瞬間。










まだまだ眺めていたいのですが、今日はこの先の旅もあるので、一時間ほど山頂にいてから山を下りました。
下りは一方通行で竹田駅に下りていきます。




今下りてきた山を振り返ります。
雲海はかなり晴れてきたようです。



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和田山国道9号線沿いのマクドナルドで久しぶりに朝マック


再び豊岡市内を経由して丹後半島に向かいます。


国道178号線京丹後方面へ。


久美浜の古い町並み。


久美浜湾沿いに京都府道49号線を走ります。








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国道178号線から別れて海岸沿いを走る京都府道665号線へハンドルを向けます。
サーファーで賑わう夕日ヶ浦


ここから断崖絶壁を走り抜けるスリリングなワインディングコースが始まります。



気持ちのいいワインディング。






断崖絶壁から見える日本海の海は、晴天のお陰でとても青く美しいです。


急峻な山から下りてきました。
そろそろ平地です。


南国リゾートのような八丁浜



サーフィンのポイントになっているようです。



ここから国道178号線に入り経ヶ岬を目指します。







名勝屏風岩




経ヶ岬までもうひとっ走り。


海の透明度に感動。
丹後日本海のイメージがガラリと変わりました。


国道178号線から別れて経ヶ岬へ向かいます。


駐車場にバイクを止めて灯台まで歩くことにしました。


かなり急な登山道を歩くこと15分。
今日二度目の山登り。


急に視界が開けて灯台に着きました。


丹後半島最北端、つまり近畿最北端にある経ヶ岬灯台


丹後の急峻な海岸線が見渡せます。
かなたは若狭



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ここから丹後半島の北東を回り込みます。




舟屋で有名な伊根町料理旅館兵四楼でランチ。


お造り定食をいただきました。



舟屋巡りをしたいとお店の人に聞くと
シータクシーっていうのが安くて便利だって聞きますよ」
と教えてくれました。
早速ネットで連絡先を調べます。

兵四楼から真っ直ぐ浜に下りて駐車場にバイクを止めて電話します。
「10分ほど待ってください」
との返事。


しばらくすると船が現れました。


地元の漁師さんが漁船で営業する海上タクシー。
遊覧船より小回りも効いて、料金は1,000円とお得。


海上タクシー亀島さんです。


救命胴衣を安全のために装着。
なんだか釣りに出かける気分です。
手作りのガイドブック写真集も。





左側の家は「男はつらいよ あじさいの恋」のロケで使われたそうです。


家の一階が船着場。
日本海に面し高波などの台風の影響も無く、干満の差も少ないことがこうした集落が形成された理由だそうです。


一番左が伊根の舟屋では最も古い江戸時代の様式のもの。


ハマチやブリの養殖がこの湾の海の恵。


湾の全体。


伊根の舟屋は豊かな海の恵みのお陰で栄えたといいます。





ここはよくロケで使われる場所だそう。
左の家は「釣りバカ日誌5」で使われたそうです。


ここで乗船客にかっぱえびせんが配られました。


船からかもめに向かって撒くと一斉に寄ってくるんです。
ご一緒した家族連れの子供は大喜び。


船旅もそろそろ終わり。
船長さんの舟屋もご紹介いただきました。



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天橋立までは穏やかな若狭湾沿いに気持ちのいいツーリング。




天橋立股のぞきできる名所傘松公園へは、リフトで登ることにしました。



これが天橋立



股のぞきをしてみることにしました。


これで何を感動したらいいのかよくわかりませんが。


下りはケーブルで。



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帰りは与謝天橋立ICから与謝宮津道路へ。



京都縦貫自動車道から京滋バイパスへ。


最後は第二京阪道路を。


本日の走行距離349.1Km


更に二日間の総走行距離は623.7Km
さすがに相当疲れましたが、見どころ満載、乗り応えのあるツーリングでした。



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