今年は夏が長かったせいで秋を感じないまま冬がやってきました。
紅葉を見に行くタイミングを逸してしまいましたが、それでもひと目紅葉を見て秋を感じようと京都にハンドルを向けました。
阪神高速~名神高速~京都縦貫自動車道経由で大原野ICへ。
京都縦貫自動車道が開通したお陰で、洛西、嵯峨野へのアプローチが格段に便利になりました。
色づいた洛西の山に向けて道は延びています。
色づいた洛西の山に向けて道は延びています。
人混みでごった返す渡月橋を渡り、最初に向かったのはトロッコ保津峡駅。
保津峡沿いの美しい紅葉を見ようと、嵐山の北、清滝口から京都府道50号線へ入ります。
対向も難しい狭く険しい道。
急勾配でヘアピンが続くので、オフローダーには嬉しいルート。
六丁峠を越えると、左手に美しい保津峡が見えます。
紅葉狩りのハイカ―も多いので安全運転で。
トロッコ保津峡駅に着きました。
駅は川の向こう側。
木製の吊り橋を渡ってしか行く事が出来ません。
ところが通行止め。
崩落の危険があるのでしょうか。
昔はもちろん渡れたのですが。
保津川下りの船が見えました。
かつてはここが山陰本線。
大きな地図で見る
右手には保津川の紅葉と渓谷美。
六丁峠で愛車の記念撮影。
嵯峨野に戻って、バイクを止めて竹林の小径を歩きます。
写真では幽玄に見えますが、目線を下せば人、また人。
そのまま天竜寺の北門へ。
学生時代、天竜寺が大好きだった田舎の祖母を何度も連れて来た事があるので、京都のお寺では比較的知った場所。
いつも人のいない北門も拝観料を払う人で行列が出来ています。
天竜寺の曹源池から望む嵐山。
大きな地図で見る
天竜寺を出て、桂川から嵐山を眺めてみましたが、彩りは例年よりも鮮やかさに欠ける気がします。
タイミングの問題と言うよりも、夏が暑く長すぎたのが色付きに影響を与えているように感じました。
集中豪雨で大変な被害を受けた渡月橋一帯ですが、ほぼ復旧して川遊びの船も賑わっていました。
今日の狙いは宝厳院。
期間限定の特別公開中ですが、なんと20分待ち。
苔も美しい。
落ち葉を見ると去りゆく秋を感じます。
大きな地図で見る
嵐山界隈はどこもすごい人出。
ランチを食べるのもままならない状況です。
この人混みを逃れて静かな所へと、比叡山延暦寺に行く事にしました。
その前に腹ごしらえ。
比叡山の麓、元田中の人気中華料理華祥で麻婆丼ランチ。
程よい辛さが心地よいです。
大きな地図で見る
華祥のある交差点から京都府道30号線、通称志賀越道(しがごえみち)へ。
比叡山ドライブウェイの入口です。
眺望の良い快適なルート。
途中の夢見が丘展望台では、京都府側も滋賀県側も一望する事ができます。
そこから尾根伝いにもうしばらく走ると延暦寺。
日本の歴史に大きな影響を与えた有名な寺は、今は世界文化遺産。
大講堂には貴重な仏像が多数。
やはり京都と違って静か。
鐘楼で鐘を突きました。
国宝の根本中堂へ回ります。
ちょうどお坊さんが説教をしていました。
ようやくそんな話も自然に受け入れられる年になったようです。
大きな地図で見る
帰りは比叡山頂に寄ってみました。
秋の日は釣瓶落とし。
次第に暮れゆく夕陽をしばし眺めます。
琵琶湖側も赤くなってきました。
比叡山ドライブウェイを下りて滋賀県道30号線へ。
こちらは山中越(やまなかごえ)と言われています。
そのまま国道161号線西大津バイパスへ。
途中で道を間違えて名神高速に入ってしまいました。
本当なら阪神高速山科ICから入れば良かったのですが、国道1号線の渋滞にはまってしまいました。
久御山南ICから第2京阪道路へ。
第2京阪門真ICで下りて、鶴見にあるショップオートパレスヤマトに立ち寄ってから帰宅。
大阪市内でにわか雨に降られてしまいました。
なんとか最後の紅葉を見る事が出来た、楽しい日帰りツーリングでした。
本日の走行距離:172.2Km
↓ クリックお願いします(^^)/
にほんブログ村